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刹那と永遠 - Moment and eternity -

刹那と永遠 - Moment and eternity -

・2005マレーシア3


<マレーシア旅行記★三日目(7月18日・月)>

前日の豪雨が止み
清々しい
マレーの早朝

遠くから流れてくる
コーランを聞きながら

丘の上のHさん宅テラスの籐のソファに座り
緑の森と市街を見下ろす

なんという気持ちイイ、朝!!


マレーシア3(Hさんのお部屋からの眺め)

★KL市街が一望です




マレー旅行三日目は「マラッカ海峡」

hakapyon旦那の大好きなドラマ
「深夜特急」で
大沢たかお扮する沢木が
「燃えるような夕陽」を見た場所だ

Hさんの家を朝早くに出発し、途中でRさんと合流して
マラッカに向けて2Hほどドライブ

途中のドライブインで簡単な朝食
メニューは

・バナナの皮に包まれた
ナシ・レンマ(ココナッツミルクで炊いたご飯)

・マレー風おでん(卵やがんもみたいなのが入ってます)

・テイ・タリ(マレー風ミルクティー)

Rさんは陽気なマレー人
車の中でマレーの歌を唄いながら
ハンドルを放してノリノリで踊り始める(^^;

(ちゃんと前を見て運転してください・・・)

このときからRさんの仇名は
「ペトロナスのラジニカートン」(「ムトゥ・踊るマハラジャ」のおじさんです)に決定

マラッカ海峡に到着!


マレーシア4(マラッカ海峡)

★遠くにお船がみえます!


マラッカ海峡は
アラブ方面から太平洋に抜けるショートカット
海路上重要な場所

幅も狭いので海賊のメッカ
(日本の船もよくここで教われています・・・)

戦争や貿易における
重要な拠点であるがために

オランダ、イギリス、日本・・・
いろんな国がここを支配している

お土産屋には華僑が多く
(通りの入り口には中華系の銀行がある)

キリスト教会やモスクもある

いろんな国の文化が混ざって
エキゾチックな雰囲気だ

マレーシア7(寺院跡2)

★マラッカ海峡を見晴らす丘の上にある
セントポール寺院後



マレーシア8(寺院跡3)

★兵どもが夢の跡。


マレーシア19(寺院跡からの眺め)

★丘の上からの見晴らし。絶景かな~^0^


マレーシア5(砦)

★要塞跡(左からhakapyon、旦那、Rさん、Hさん)


後で知ったことなのだが
この日、マラッカ沖で
太平洋戦争中
イギリス海軍に沈められた
日本海軍の潜水艦「伊166」の慰霊祭を
やっていたそうだ

映画「ローレライ」伊507を地で行くエピソード

戦争の傷跡は今もなお残っている

途中のテキ屋で
カレー味のせんべいを買い
4人でばりばりたべながら
水分をたっぷり補給し

次にhakapyon一行は
マラッカの中心街に向かう

べんがら色に塗装された博物館
マレーにこの色は少々、暑苦しい

博物館前の屋台で
マレー名物豆乳のデザート「チャンドル」を食べ

マラッカのメインストリートで
雑貨を眺めたり
お土産を購入

マレーシア9(フルーツ3種)

★ドゥク(上)、マンゴスチン(左)ドリアン(右)のマグネット。
マレーを代表する果物。



一回りして
またまた
先ほどの屋台に戻り
揚げバナナと揚げサツマイモを食べ(←また食べてる^^;)
ココナッツジュースを飲み

涼を求めて
教会兼博物館の中に入る

ここはキリスト教の教会なので
イスラム教徒のHさんとRさんは中に入ることが出来ない

hakapyon夫妻のみで見学

今までまったく知らなかった
マラッカの歴史を
学ぶことができた

そして、日本人がこの地で
何をしていたのかも・・・

マレーシア10(博物館1)

★博物館の外観

マレーシア11(博物館2)

★博物館の内部の様子


マレーシア12(博物館4)

★地図を見ても解るとおり、マラッカは重要な拠点

マレーシア15(博物館7日本兵)

★こんなところまできていた日本兵

マレーシア13(博物館5中庭)

★中庭

マレーシア14(博物館6パン焼きかまど)

★パン焼きかまどが再現されていました!




博物館から出たあと
HさんとRさんの二人に

「日本人、悪いヤツでしょ~^^」
と言われた

その時
今まで訪れた韓国や中国で
時折感じられた

年配の方々の
日本人に対する戸惑いのような視線を思い出した

日本の中では
あまり感じることの無い
この罪悪感

不思議なもので
日本を離れるほどに
自分が「日本人」であることを痛感する

ちなみに
マラッカの寺院跡や
この博物館
「深夜特急」で大沢くんも訪れていた

日本に帰ってきてから
旦那がDVDで発見して

「おおお!たかおが同じ場所に!!」と大コーフンしていた(^^;



マラッカ中心街を離れ
車で魚市場へ移動

本日の夕食は
この魚市場でイカン・バカー(焼魚)だ

マリーナを望む
魚市場の傍にある野外レストランには
痩せた猫がいっぱい

魚春=フェルマー(←こいつはデブ猫だった)のように
魚屋にはもれなく猫がついてくる

ショーケースに並べられた
本日水揚げされたばかりの魚を
Rさんが手にとり

馴れた手つきでエラの色を見て
新鮮さを吟味

珍しく真剣な顔のRさん
・・・まるで魚屋さんのようだー!

Rさんが選んだのは
大きめの魚(種類わからん)とオマール貝、海老とイカ

これらの食材を
焼いたり、揚げたり
目の前で調理してくれる

褐色の肌、大きな眼をした
やせっぽちの少年が
バナナの皮に包んだナシレンマを持って来た

見れば
ウェイターはみな幼い子供たち
休むことなく
かいがいしく働いている

そのうち
いい香りがして
先ほどの魚やイカが
調理されて運ばれてきた!!

本日の夕食メニュウ@マラッカ魚市場

・ナシ・レンマ(バナナの皮で包んである)
・焼き魚(デカイ!)
・オマール貝のチリソース炒め(辛い!)
・海老の塩焼き
・イカのゲゾ揚げ

4人であっという間に
平らげた

食後は
Rさんは魚市場に在るモスクで
夕べの祈り

hakapyonは
魚市場の傍にある
マリーナを眺めながら
夕涼み

地元のマレー人も
ぼんやりと
潮風にあたりながら
夕涼みしている

痩せた猫が
客の食べ残しの料理を
狙っている

それを追い払いながら
後かたづけをする
少年

残飯を捨て
皿を器用に重ねて運び
テーブルクロスを取り替える
その手つきはなれたもの

汐の香りをかぎながら
海の上に広がる
暮れ始めた
広い空を見ると

白い雲が
翼のように見えた

(カメラを持っていなかったので
撮影できなかったのが、残念)

KLに向かって
車で走っているうちに
本格的に
日が暮れ始めた

燃えるような
赤々とした夕陽

これが
大沢くんも見た
有名な「マラッカの夕陽」かあ

「運がよければマラッカの夕陽が見られるよ」@深夜特急

私達は
運が良かったようだ



KLホテル着

一日ガイドしてくれた
RさんとHさんにお礼を言って
別れ

休む間もなく
hakapyon夫妻は
最後のKLのナイトライフを楽しもうと
ブッキビンタンへ急ぐ

マレーの夜は長い
涼しくなる夕方頃から町に人が集まり始め
かなり遅くまで賑わっている

マレーのブッキビンタン通りは
日本の新宿みたいなもの
マレー系からアラブ系、中華系、欧米人
そしてジャパニースと
いろんな人種が集まっている

「俺はアイスカチャンを食べにマレーに来たんだ!」
と豪語する旦那のたっての希望で

二年前にも訪れた
地下のフードコートで
「アイスカチャン」(マレー風カキ氷・別名「ABC」)を食べる



マレーシア16(アイスカチャン1)

★これが「アイスカチャン」だ!!
上にかかっている黄色い物体は「スイートコーン」!!



カチャン屋の中華系の愛想のいいおじさんは
二年前とかわらず元気に商売をしていた

二年ぶりにたべたアイスカチャンは
相変わらず美味しかったが

二年前には入っていたナッツが
なくなっていたのが悲しかった(--

あのナッツの食感がイイのにい・・・





その後
CD屋さんなどで土産物を見る

日本や韓流、香港のDVDやCDもたくさんあり
旦那はマレーで今流行っているCDや
大好きなケリー・チェンのVCDを
購入していた

(日本で買うより断然易くて、お特)

hakapyon夫妻が現在ハマッている
「パリの恋人」のサントラ&VCDの発見!
もちろん購入^^

★「パリの恋人」CD&VCD


★詳しい内容についてはコチラ

さらにブッキビンタンをウィンドウショッピングし
11時から足ツボ&肩マッサージ(一時間)

これがめちゃめちゃ
イタ気持ちイイ~^^

やたらに痛がるhakapyonを笑う
マッサージャーの兄ちゃん

揉むと痛がる箇所で
悪いところがわかるらしく
「腸のあたりが疲れてますね」と言った

マッサージを終えたのは夜中12時
遊びつかれて重かった足と肩が
うそのように軽くなった^^

遊んでいるとどうしてこうも
時間がたつのが速いのか

あっという間にマレーでの日々は過ぎ
ついに明日は最終日

<4へ続く>






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